【PRに注意】「オンライン英会話でTOEICスコアが伸びた!」が怪しい理由3選

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TOEIC対策に英会話がおすすめと聞くけど、実際どうなの?

(※本記事はTOEIC Listening & Reading 受験者向けの記事です)
(※オンライン英会話自体を否定する記事ではございません)

よくインスタグラムやブログで英会話を通してTOEICでスコアが上がったとPRされている例を多く見ますよね。

今回はそんなPRをみて、TOEIC対策をするためにオンライン英会話が本当に有効かどうかを解説します。
結論から言うと、オンライン英会話でTOEICのスコアが上がるかどうか怪しいです。

ぽいち

オンライン英会話はTOEICのスコアと相関が低く、裏事情があります。

私はTOEICの勉強を参考書を用いて勉強するだけで935点を取得しました。

一方で、TOEIC900点までの道のりの中で英会話の勉強が必要だと感じたことは1度もありません。
800点・900点を取得した同士と話をする機会がありましたが、英会話が必須だと回答した人は1人もいませんでした。

なぜ、TOEICの高得点者が使用していない英会話をCMやブログでTOEICの勉強方法として紹介されているのでしょうか?

本記事では、その理由を説明するとともに、英会話がTOEICの勉強方法としておすすめできない理由も紹介します。

「オンライン英会話でTOEICのスコアが伸びた」が怪しい理由3選
  1. オンライン英会話のアフィリエイトは報酬単価が高いから
  2. オンライン英会話のスキルとTOEICのスキルは全く別だから
  3. 復習をせずにやりっぱなしになりがちだから

注意点はオンライン英会話は英検やIELTSなどスピーキングが含まれる試験では必要不可欠なことです。
私も英検やIELTSでは利用しました。

しかし、TOEICの勉強でオンライン英会話を取り入れることは効率が悪く非常にもったいないです。

では本編に入っていきましょう。

目次

InstagramやYouTubeの英語関係で推されている最大の理由はこれです。
発信側が得をするシステムがあるというのが背景にあります。

ぽいち

ぶっちゃけ、私のブログ経由で英会話ユーザーが増えるとありがたいです(笑)

脈絡もなく、突然サイトやSNSでオンライン英会話を紹介している場合があるのは注意した方が良いです。
しっかりと自分が納得できるSNSやブログ経由でお金を払ってください。

本ブログも紹介はしていますが、オンライン英会話が本当に得点を向上させるために必要な場合に紹介しています。

ネットリテラシーをしっかりと使用して、効率よくTOEICのスコアを向上させましょう。

参考書とオンライン英会話を比較すると報酬が良い

ぽいち

ブログ運営をしているため、実態を紹介しますね

実際のところ、参考書のアフィリエイトとオンライン英会話のアフィリエイトの報酬単価は全く違います。
例えば下記のようになアフィリエイトを使用して、読者が購入したとしても、報酬は数十円です。

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一方で英会話の場合は、下記のようにリンクを張ると数千円単位で報酬を頂くことが出来ます。

参考書は1回きりの購入で企業に報酬は入ってきます。
一方で英会話の場合は1度契約してもらうと、数か月間企業にお金が入ってくる傾向にあります

当然企業はインフルエンサーにお金を払ってでも顧客を獲得しようとするという流れです。

英会話自体のシステムは素晴らしいですが、ブロガーやインスタグラマーに騙されないようにしましょう。

その他の月額アプリも実は報酬が高いものも多い

ぽいち

最近増えたTOEIC対策アプリも本当に良いものかどうか調べましょう!

また、YoutubeやInstagramでよく見る月額アプリも気を付けた方がよいかもしれません。
最近はそういったアプリが乱立している傾向にあります。

月額制のものはインフルエンサー側にメリットが強いものが大きいです。
本当に良いものかどうか判断するためにも、事前調査や無料期間での解約等も検討しましょう。

私はアプリを否定はしているわけではないです。
継続するという観点からAIが学習支援をしてくれたり、やる気を保つシステムを整えている場合も多いです。

しっかりと自分に合っているかどうかを判断する目も養いましょうね!

英会話の技術とTOEICで得点を取るための技術は全く違います。

ぽいち

TOEICで高得点をとっても英会話が上達しない人多いです…

また、そもそもTOEICがなぜ意味がないのかという疑問には下記の記事をご覧ください。

英会話とTOEICがのスキルが全く異なる理由3つを下記に示します。

  • TOEICと英会話のリスニングで要求されるものが異なる
  • オンライン英会話でビジネス英語はほとんど使わない
  • オンライン英会話とTOEICの形式が違いすぎる

では順番に解説していきます。

TOEICと英会話のリスニングで要求されるものが異なる

TOEICのリスニングとオンライン英会話のリスニングは野球とサッカーぐらい違います。

TOEICのリスニングが出来るからと言って、実際の会話は聞こえるようになりません。
その逆も同じで英会話が聞き取れても、TOEICのリスニングは聞こえません。

TOEICのリスニングは綺麗な音声で文法も整った文章しか流れません。
また、音声のスピードもゆっくりですので、非常に聞き取りやすいです。

一方で、オンライン英会話等の生の会話は訛りや文法はぐちゃぐちゃです。
テストのように根拠があるわけではなく、スラングも山ほど出てきます。

英会話は単語を繋ぎ合わせることで相手に想いを伝える力はつきます。
しかし、果たしてそれは綺麗な発音・文法を聞き取ることが評価されるTOEICの役に立つと思いますか?

スクロールできます
TOEICオンライン英会話
話の速度ゆっくりかなり早い
文法きっちりとしているおおざっぱ
訛りあまり癖はない癖が強い場合が多い
目的問題に答えること会話をすること

このように全く異なるスポーツをやっているような感覚です。

そのため、TOEICのためにオンライン英会話を行うのはナンセンスです。

オンライン英会話でビジネス英語はほとんど使わない

オンライン英会話は「日常会話を向上させるためのツール」です。
TOEICのようにビジネス英語の表現の幅を広げるツールではありません。

確かに中にはビジネスで使用する表現のような教材はオンライン英会話に用意されている場合はあります。
しかし、それはTOEICのための表現ではありません。

英会話はあなたが英語圏の方と交渉をする際に有効な覚える表現です。
しかし、話し言葉の表現がいくらあっても、TOEICの独特なテスト形式には対応することが出来ません。

TOEICに特化した単語帳や文法帳を使って勉強した方が効果的です。

オンライン英会話とTOEICの形式が違いすぎる

ぽいち

アウトプット型とインプット型の勉強の違いがあります!

リーディングとリスニングは「インプット型の勉強」が有効です。
一方でスピーキングやライティングは「アウトプット型の勉強」になります。

「インプット型の勉強」とは参考書で進めていく勉強方法です。
問題も解答も決められており、問題作成者が絶対であり、問題作成者が神です。

TOEIC L&R は全てマークシートであり、受験者は自由に回答を考える必要はないため、インプット型の勉強が効率が良いです。

「アウトプット型の勉強」とは自分の回答を第三者に評価してもらう勉強方法です。
基本的には決まった答えがあるわけではなく、受験者は自由に回答が出来ます。

英会話はまさにアウトプット型の勉強で、リーディングとリスニングがメインのTOEICとの相性は悪いです。

アウトプット型の勉強が有効インプット型の勉強が有効
スピーキング
ライティング
リスニング
リーディング

英語学習の基本になりますので、覚えておきましょう!

オンライン英会話の特徴として「復習がしにくい」ことが挙げられます。
TOEICは繰り返して復習することで得点が伸びます。

そのため、教材や勉強方法を選ぶ上で、復習しやすいかどうかは非常に重要です。
しかし、オンライン英会話は参考書での学習と比較すると復習がしにくいです。

主な理由は以下の2つです。

  • 自分のペースで復習することが出来ない
  • スクリプトが無い

では順番に解説していきます。

自分のペースで復習できない

ぽいち

講師の先生のペースに合わせないといけません…

わざわざ一言一句を止めて単語の一つ一つを確認しているとかなりの時間がかかるため、講師のペースに学習は委ねる形になると思います。

また、一日の学習時間が決まっているため、土日にまとめて勉強することが困難です。
加えて1ヶ月あたりに払っている金額も安価ではないため、勉強時間を増やすことは難しいです。

また、家以外で勉強することがオンライン英会話は難しいです。
教材で勉強すれば、図書館やカフェなどで手を変え品を変え、飽きずに継続が出来ます。

自分のペースで勉強できるのは時間だけでなくやる気にも繋がります。

スクリプトが無い

ぽいち

何言っているのかわからない時間を過ごします..

最も復習が大変な理由はスクリプトが無いことです。
未知の単語や聞き取れない単語と遭遇した際に、わからないまま進むことが多々あります。

実際の会話は一言一句を気にする時間はありません。英会話に慣れればどんどん上達します。
しかし、TOEICは一言一句が非常に大事です。

TOEICは「not」を聞き逃すだけでミスします。

TOEICの教材でスクリプトが無い教材は聞いたことがないため、このような不便なことにはならないです。
文章構造をしっかりと考えられますし、シャドーイングの勉強もしやすいです。

最終的には受講しっぱなしで、何もしないままただ勉強時間だけを重ねることになります…

いかがだったでしょうか?

TOEICのスコアを本当に伸ばしたいのであれば、英会話ではなく参考書を使用しましょう。
そして、その参考書の情報収集も大切です。

本ブログでは参考書の情報も含めて、おすすめ勉強方法も掲載しているので、ぜひ他の記事も見てみてください。

では、最後に本記事のまとめを下記に示します。

「英会話がTOEICのスコアが伸びた」が怪しい理由3選
  1. 英会話のアフィリエイトは報酬単価が高いから
  2. 英会話のスキルとTOEICのスキルは全く別だから
  3. 復習をせずにやりっぱなしになりがちだから

繰り返しにはなりますが、私はオンライン英会話を否定する全く気はありません。
スピーキング力は英語力で最も重要ですし、社会に出てからもオンライン英会話の経験に助けられました。

しかし、TOEICのスコアを伸ばすという点に注目すると効率の悪い勉強方法であるのを認めざるを得ません…

TOEICのスコアを効率的に伸ばす勉強方法が知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

英語学習歴4年。TOEIC935点・英検1級・IELTS7.0を取得。留学経験無し。日本住みで日本育ち。TOEFL455点から独学で勉強した経験を活かして、英語学習に関する情報を発信。趣味はカフェ巡りとランニング。

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