本番より難しい?IELTS Ready の使い方と問題難易度を徹底解説

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IELTS Ready の難易度や使い方がイマイチわからない

上記のような疑問を抱いていませんか?

IELTS Readyを上手く使いこなせば、効率良くIELTSで高得点を取得する事ができます。

なぜなら、IELTSはTOEIC等の他の試験とは異なり、IELTS Readyのような公式が作成した問題を本番までに触れる事が出来る機会が極めて少ないからです。

私は海外経験のない純ジャパで、IELTSの教材選び・勉強はかなり苦労しましたが、IELTS Readyを上手く使いこなすことで、Overall7.0を達成しました。

本記事では純日本人学習者だからこそ分かる視点で、IELTS Readyの使い方とセクション毎難易度についてご紹介します。

この記事を読むとIELTS Readyをどのように使用すれば得点を上げられるか、本番の難易度との違いはどれくらいなのかが分かります。

結論はIELTS Readyは主にListeningとReadingのスコア把握・Writingの回答例として使用しましょう。また、Listeningの難易度は本番よりも高めに設定されていることを覚えておきましょう。

注意点はIELTS Readyは初心者(IELTS 5.5以下の方)にはお薦めはしません。理由としては、日本語解説がなく、答え合わせに苦労するからです。(なお、本記事は2024年2月時点の情報になります。)

以上を念頭においた上で、記事を読み進めて頂けると幸いです。

では、どうぞ!

目次

Listening と Reading は予想スコアの確認に使用するべし。

IELTS Readyは ListeningとReadingでの目標を立てる指標として使用してください。
(注意点に記載の通り英語力に自信の無い方(5.5以下の方)はIELTS Readyの使用を控えてください。解説の内容が、難しく、解きっぱなしになってしまう可能性が高いため)

主な理由はListeningとReadingはIELTS Readyで予測スコアの判定が可能だからです。

IELTSの場合は、公式問題集や市販の教材で予測スコアを計算するのが難しいです。そのため、テストの申し込みをした際はIELTS Readyの予想スコアを使用して、ListeningとReadingの目標を定めましょう。

注意点はIELTS Readyを使用しすぎない事です。多くとも10回の模擬試験までに留めましょう。

理由は2点あります。

1つ目は解説が無いからです。答え合わせで答えしかみることができません。答えの根拠は自分で考える必要があるため、勉強効率が落ちてしまいます。ちなみにReadingで8.0を取得した私でも、答えを見ても根拠が分からない箇所が数点ありました。

2つ目は復習のしずらさです。特にListeningはわからない箇所を聞き直すことに苦労します。アプリ上10秒戻し、1分戻し等が使用できません。また、スクリプトがない為、復習に向きません。Listeingの復習で非常に効果的なシャドーイングを行う事がスクリプトが無いため、困難です。

問題の質は高いですが、日本人学習者には勉強難易度が高いと認識しておきましょう。

Speakingは基本使用せず、Writingはスコア別回答を使用するべし

SpeakingとWritingの2技能は予測スコア判定がでません。そのため、ReadingとListeningとは異なる使い方をしましょう。

まず、Speakingは基本的にIELTS Readyを使用する必要はありません。

その理由は高スコアをねらう場合、オンライン英会話や日本語解説教材で勉強した方が効率が良いからです。本番は対面形式で実際の面接官と行うため、IELTS Readyでの対策はは不十分といえます。

また、Writingは非常に使いやすいため、スコア別回答を積極的に使用しましょう。

Writingの市販教材はスコアが6.0用、6.5用、7.0用などにレベル別の回答があるわけではありません。しかし、IELTS Readyは自分のレベルに合った回答が用意されています。6.0~8.0までバリエーション豊富であるため、回答を見て自分の目指すべきレベルが分かります。

また、自分の答案は添削サイトを利用してお金を多少払ってでも添削してもらいましょう。Writingは独学では伸びにくいです。積極的に外部の力を借りましょう。

Readingは若干難しい。Listeningは全体的に難しく、各回毎の波が激しい。

私はReadingは5回分、Listeningは40回分全ての模擬問題を解きました。そして、本番の試験と比較して、IELTS ReadyのReadingは若干難しく、Listeningは非常に難しいです。

Readingは概ね本番との違いは少なく、若干難しい程度です。しかし、スコア判定が、若干厳しめに出る印象です。本番の取得可能なスコアは+0.5~+1.0を予想しておくと良いでしょう。

Listeningは非常に難易度が高いです。
具体的に問題文の読み上げスピードが非常に早いです。答えをタイピングしている最中に次の話題に移ってしまう為、通常の日本人はついて行くことが出来ません。本番はもう少しゆっくりで、空欄埋めの問題も回答時間に余裕があります。安心して下さい。

また、若干予想スコアも厳しめに判定されます。
私も、Listeningの予想スコアは6.0や6.5と本番前に出ていましたが、本番では7.5というスコアを取ることが出来ました。

そのため、多少低い予想スコアが出ても、目標は+0.5~+1.0を本番のListeningとReadingでは目指せば良いでしょう

Speakingは難易度判定不可、Writingはちょうど良いレベル感

Speakingの難易度は判定できません。
本番で面接官の方は話の流れに沿った質問をしてくるため、教科書的な勉強はあまり意味がありません。

IELTS ReadyのSpeakingセクションは本番で聴かれそうな題材を記載してあるだけなので、会話練習、発音、文法チェックなどは行われません。
東京に住んでいる方で、本番同様の試験を行いたい方はBritish Counsilが募集している無料の模擬試験を受験してみるのが良いでしょう。

時期によって開催している場合とそうではない場合があります。興味のある方は「IELTS Open House」で検索してみて下さい。
運が良いときはSpeaking練習を行う事が出来ますよ!
非常に有益な時間でしたので、是非調べてみて下さい。

試験会場見学会|英語検定・試験のIELTS公式サイト (ieltsjp.com)

Writingは概ね本番と同様のレベルでした。

難易度も形式も本番との大きな違いはなく、制限時間が終わると自動で入力不可になり回答画面に移る仕組みです。
タイムプレッシャーがかかった状態で勉強が出来る為お薦めです。

しかし、何も試験の形式を知らない人がWritingのILETS Readyから始めると、そもそもエッセイの書き方や手紙の書き方が分からない方がほとんどだと思います。

まずは、市販教材で基礎を固めてから、IELTS Readyに望みましょう。

そのため、本番レベルに近い問題が揃っていますが、初心者向けとは言えないでしょう。

紹介したIELTS Readyのサービスを注意して利用すれば、ILETSのスコアを効率的に伸ばすことが出来ます

最後に今回の内容をおさらいしましょう。

IELTS Readyの使用方法
  • Reading と Listening は目標スコアや現状のスコアを知るために使用
  • Speaking 教材として使用はしない
  • Writing は自分の目標スコアにあった解答例を使用

注意点はIELTS Ready中心の勉強にしすぎないことです。IELTSスコアを伸ばすためには回答の根拠を理解する事がが必要です。しかし、IELTS Readyのような日本人にとって解説が不十分な教材の使用はスコアアップを妨げてしまいます。

IELTS Readyと上手に付き合って、効率よくスコアアップを目指していきましょう。

他にIELTSの勉強方法について知りたい方は以下の記事も読んでみて下さい!

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この記事を書いた人

英語学習歴4年。TOEIC935点・英検1級・IELTS7.0を取得。留学経験無し。日本住みで日本育ち。TOEFL455点から独学で勉強した経験を活かして、英語学習に関する情報を発信。趣味はカフェ巡りとランニング。

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