- 英検1級の1次試験は合格したけど、スピーキング試験対策をしていない
- 英検1級の2次試験に落ち続けて後がなくてどうしたら良いか分からない
上記のような悩みを抱えていませんか?
実は、オンライン英会話と適切な教材を使う事で、たった一ヶ月でも英検1級の2次試験を突破することが出来ます。
なぜなら、英検1級の2次試験は出題傾向が決まっており、英会話が出来なくても、暗記でも対策することが可能だからです。
私は英検1級の1次試験合格まで、スピーキング対策は一切していませんでした。初めは英語もカタコトの状態でしたが、1ヶ月の勉強で面接ではしっかりと受け答えが可能となり、英検1級に一発合格しました。
本記事では1ヶ月の勉強で今までスピーキングの勉強を一切していない方でも、英検1級の2次試験に合格する手法をご紹介します。
この記事を読むと、限りある1ヶ月をどのように使用すれば英検1級に合格できるのか、具体的な戦略が分かります。
結論は3つの対策を行う事です。①「英検1級面接大特訓」を暗記、②「DMM英会話」を1日50分継続、③Value English(英検特化の英会話)の受講です。
注意点はある程度集中的に勉強をする必要があることです。
社会人の方であれば、土日はしっかりと時間をかけましょう。短期集中で確実に合格する事を目指して下さい。
それでは、どうぞ!
①「英検1級面接大特訓」を暗記
まず、スピーキング試験で重要な事は「何を本番に話すか」を決めておくことです。
なぜなら、英検1級の2次試験で合格・不合格の分かれ目は平易な英語で面接官に伝えられるかどうかだからです。
その場のアドリブ力やコミュニケーション力は求められていません。
実際、下記に示すように1000語しか語数を知っていなくてもネイティブの80.5%という高いレベルで会話することが可能です。英検1級の1次試験に必要な語数は10000語と言われている為、一度1次試験の頭の中をリセットして、スピーキングでは平易な英語を使用しましょう。
国立国語研究所「語彙の研究と教育(上)」より
ある程度平易な英語で、英検のスピーキングで暗記に適した教材は以下に記載の「英検1級 面接大特訓」です。
実際、内容を完璧に暗記したのに落ちたという方は聞きません。
具体的な使用法は本番までに本教材を5周以上することです。
1週目は黙読して、英検1級の問題がどのように進むのかを学びましょう。
2週目以降はひたすら音読してください。発音等は気にせず、暗記するつもりで音読してください。
さらに、移動中・トイレ・食事中はひたすら付属CDのリスニング音源を聞きましょう。
なぜなら、残りは1か月しか無いため、わずかな時間も時間も無駄にできないからです。
なお、本教材をやりこむことが最も重要で、一番時間をかけるべき箇所です。
ここのポイントは本教材を信じて他の教材に浮気せず、やりこむことです。
② 「DMM英会話」を1日50分継続
次にスピーキングテストで大切なことは、「相手の質問を聞き取ること」です。
なぜなら、英検1級の本番の面接官はネイティブの海外の方だからです。
英検1級のリスニングも難関でしたが、スピーキングテストの聞き取りはその比ではないほど難しいです。
面接官の話すスピード、訛り、独特の間など全ての要素がマイナスに働き、頭が真っ白になります。
そこで、1か月間DMM英会話を使用することで、生の会話英語に慣れましょう。
もうすでに他の英会話を利用している場合はそちらでも構いません。
様々な英会話アプリがありますが、DMM英会話が一番おすすめです。
その理由は、価格と録音機能です。
他の英会話サービス以上に価格が安定しており、初月は半額キャンペーンを行っている為、1回あたり100円以下で受講可能です。
さらに、全ての会話は録音されており、レッスン後に復習で聞き直しが出来ます。
発音で指摘された箇所は必ずほったらかしにせず、自分の声を聞いて修正しましょう。
具体的なDMM英会話の使用方法は「英検1級面接大特訓」を軸にレッスンを進めることです。
①レッスン開始前に、大特訓の質問例数問Wordに打ち込む(前日に暗記した内容がよい)
②レッスンでは先ほどWordに打ち込んだ文章をチャットボックスにコピーして貼り付け。そして、「英検の面接練習やりたいから、チャットで送った内容とそれに関係する質問して」と講師にお願い
③講師の質問に答える(前日等に暗記した内容をここでテスト)
DMM英会話は暗唱した内容を実践する場だと思ってください。
また、講師から発音についての指摘を受けた場合は、その発音をDMM英会話の「発音教材」を使って狙い撃ちで強制してください。
想像以上に発音で最後合否を分ける場合が多々あります。
DMM英会話では面接大特訓を実践し、実際の生の英会話からしか得られないリスニング力や受け答えの力をつけることです。
③ 「Value English」(英検特化型のレッスン) の受講
最後に英検2次試験で大切なことは、「英検を知っている人に評価してもらう」ことです。
その理由は面接大特訓やDMM英会話では、自分に甘くなってしまいがちだからです。
面接大特訓は暗記には最適ですが、第三者の視点からの評価に甘くなりがちです。
DMM英会話は基本的には質が高い講師の方が多いですが、英検に関しては基本素人です。
仮に、英検1級を受かっている方が身近にいればその方に練習をお願いすればよいと思います。
身近にいない場合は「Value Englishの英検1級コース」をお勧めします。
https://www.valueenglish.com/eiken_1st.php
一回当たりの受講料は1000円以上かかってしまうものの、会話の中の矛盾点、緊張感のある模擬試験など本番さながらのレッスンを受講することが出来ます。
また、受講中は音声録画、スクリーンビデオ撮影は可能ですので、終わった後に復習することも可能です。
英検特化型のレッスン受講のポイントは①②では補うことが出来ない最後の詰めのレッスンを行うことです。
まとめ:効率の良い1か月の勉強は2次試験の合格を可能にする!
紹介した勉強法を実践すれば、1か月で英検1級の2次試験に合格できるはずです。
最後に、今回の内容をおさらいしましょう。
繰り返しにはなりますが、最も重要な項目は「英検1級面接大特訓」を暗記することです。
ここが、全ての基本になるので勉強時間の配分も重点的に確保してください。
実際に、英会話の受講を始める際は受け身にならず、面接大特訓で学んだ内容を実践する場だと考えるようにしましょう!
まだ、英検1級の1次試験に合格が出来ていない方は、以下の記事も併せてチェックしてみてください。
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