IELTSのリスニングで7.0以上取得して得点源にしたい!
そんなIELTS受験者に向けて
IELTSのリスニング試験で7.0以上取得
するための方法を3ステップで徹底解説します。
本記事を読むと、「IELTSのリスニングで7.0を取得する戦略」が分かります。
実はIELTSで7.0を取得する事が難しい一番の理由は「教材の種類の少なさ」です。
TOEIC等と比べると日本ではマイナーな試験であるため、情報量が非常に少ないです。
私は本記事で紹介する方法を実践し、「IELTSのリスニングセクションで7.5」を取得しています。
留学経験や居住経験のない僕でもリスニングで7.5取得できました!
IELTSのリスニングで7.0を超えるために必要な勉強方法3選は以下の通りです。
- IELTS Readyを用いたレベル判定
- 公認問題集 or 公式問題集のシャドーイング
- Podcast を用いた英語の多聴
中でも、まず最初にやるべき内容は「IELTS Ready を用いたレベル判定」です。
ぜひ、ILETSの勉強方法を確立して、リスニングを得点源にしましょう。
では、どうぞ!
IELTS Ready を用いたレベル判定
自分のリスニングのレベルによって勉強方法は異なるため、スコアを正確に測る必要があります。
なぜなら、「IELTSのスコア0.5間の差は非常に大きい」からです。
正確なスコアを知る事で自分に合った勉強方法と、対処法を見つけましょう。
自分の今のIELTSのレベルなんて分からないよ・・・
それなら 「IELTS Ready」を使っスコアを測定するのがおすすめだよ
そこで、IELTSのリスニングの実力を知るためのおすすめは「IELTS Readyの使用」です。
IELTS Ready の詳細の使い方や詳細は以下の記事に示しておりますので、参考にして下さい。
全く知らない人のために情報を補足すると、
IELTS Readyとは「IELTSを申し込んだ人が利用できる無料のテスト対策アプリ」です。
そして、リスニングセクションではアプリの中で予測スコアを提供してくれます。
「予測スコアは厳しめに判定」される印象があります。
しかし、テストによりばらつきはあるため、
5回分ほどリスニングセクションのテストを受けて、平均値を出すのが良いです。
予測スコア毎のイメージは以下の通りです。
・予想スコア7.0以上
→本番でもリスニングセクションは7.0~7.5を取れる可能性大
・予想スコア6.0~6.5
→イギリス英語に慣れることが出来れば、7.0は達成可能
・予想スコア5.5以下
→まずは基礎からみっちりやっていく必要あり
ぜひ、今の自分のリスニングのレベルを測ってみましょう。
また、今回はIELTS Readyの予測スコアで安定的に7.0を超える方は対象としていません。
試験を受ければかなり高い確率で、7.0を余力を持って超える事が出来ると思います。
公認問題集 or 公式問題集のシャドーイング
自分のリスニングのレベルを測ったらいよいよ本格的な勉強開始です。
IELTSリスニングセクションのスコアを最も効率的に向上させる勉強方法は「シャドーイング」です。
シャドーイングが大切なのは分かるけど、どんな教材を選べば良いの?
IELTS Ready の予測スコアを元に教材を選ぶと間違えないよ!
結論から申し上げると以下の教材がおすすめです。
※下記の教材は基本的にはAcademicモジュール用となります。
※リスニングセクションはAcademicもGeneralも同じですので、リスニングを向上させたい方は特に気にする必要は無いです。
IELTS Ready スコア | 教材名 | おすすめポイント |
---|---|---|
5.5以下 | IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集 | ・IELTSについて詳しく解説 ・ブリティッシュ・カウンシル公認 |
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分 | ・日本語のスクリプト有 ・ブリティッシュ・カウンシル公認 | |
6.0-6.5 | IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分 | (上記ポイントと同じ) |
Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank | ・本番レベル ・ケンブリッジ大学より出版 |
では、順番に解説していきます。
IELTS Ready 予測スコア 5.5以下
5.5以下の方はシャドーイングの前に、「IELTSの基礎をしっかり学ぶ」事が大切です。
そこで、おすすめの問題集が以下2つの教材になります。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
基礎の基礎を学ぶために必要な問題集は「IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集」です。
IELTSはケンブリッジ英語検定機構とブリティッシュカウンセルにより作成されたテストです。
そのため、教材を選ぶ際はケンブリッジやブリティッシュカウンセルによって認められた教材がよいでしょう。
この教材は、リスニングだけでなく「全セクションの詳しい解き方が解説」されています。
本書だけで、IELTSのテストについてしっかりと学ぶ事が出来るため、まずはテストについて学びましょう。
また、本の最後に「本番レベルより若干難しい模試」がついています。
得点が目標より低くても、がっかりする必要はありません。本番はもう少し易しいです。
「シャドーイングは実践模試を中心に」行って下さい。
また、実践模試は一度解いて終わりだともったいないため、「繰り返し同じ問題を解く」ことをお薦めします。
繰り返し勉強方法の詳細は下記の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分
シャドーイングにおすすめの問題集は「IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分」です。
前提として、IELTSの日本語版の問題集を探すことは非常に難しいです。
他の試験(TOEIC,英検)は本屋に行けば、質が高く、日本語記載の教材が売られています。
しかし、「IELTSはそもそも本屋に置かれていない場合や、質の高い問題集に解説がない」ことが頻発します。
しかし、本教材は「日本語解説が記載」されています。
さらに、IELTSの作成会社のブリティッシュカウンセル公認であり、「本番に近いテストにチャレンジ」出来ます。
また、このブリティッシュカウンセル公認のシリーズはIELTSの学習者から人気も高いため、
メルカリ等でのリセール価格もよく、売ることまで考えれば、是非入手すべき教材です。
また、実践問題なので、先ほど紹介した「繰り返し勉強方法」を活用しましょう。
1回解いただけで終わりにせず、同じ問題を何回も解くことが大切です。
復習の中でシャドーイングを入れて確実にスコアを伸ばしましょう。
IELTS Ready 予測スコア 6.0-6.5
高いスコアが取れたから、リスニングはもうやらなくて良いよね?
実践問題をやりこむと、リスニングスコア7.0~8.0も夢じゃないよ!
得点がすでにある程度取れている方は、「多くの実践問題を解くこと」を意識しましょう。
IELTSの基礎を学ぶよりも、本番に近いレベルのテストを解くことに時間を割きましょう。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分
先ほど「予測スコア5.5以下」でもおすすめした問題集です。
詳しい解説はそちらをご覧下さい。
シャドーイングにはちょうど良い教材ですので、ぜひ使用してみて下さい。
Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank
IELTSの運営会社の1つケンブリッジ大学が出版している本です。
今まで紹介した中で「本番に最も近い問題集」です。
本シリーズは20冊近く出版されており、回答解説が全て英語で記載されています。
そのため、「ある程度の英語力がある人でないと挫折してしまう」教材です。
また、リスニングセクションには関係が無いですが、Academic と General モジュールに別れて、発売されています。
「自分の受験モジュールに合った教材を選択」する事で、他のセクションでは効果を発揮します。
教材1冊の中に4つの実践問題が付いております。
7.0-8.0を目指す方は3種類程度購入し、実践問題を高めましょう。
また、本教材も「繰り返し勉強方法」を試すことをおすすめします。
そのなかで、シャドーイングをいれて、リスニングのレベルを上げましょう。
「繰り返し勉強方法」の詳しい記事は下記に示しておりますので、ご覧下さい!
Podcast を用いた英語の多聴
Podcastは「無料で手軽に英語を聞く最強のツール」です。
忙しい人でも、通勤中などのスキマ時間さえあれば、英語に触れることが可能です。
また、リスニングは「どれだけ英語を聞いてきたかがスコアに直結」します。
当然ですが、海外では子供でも英語を使いこなすことが出来ます。
これは彼らが常に英語に囲まれている環境だからです。
つまり、最も確実に誰でもリスニング力を伸ばすことが出来るのは多聴です。
Podcastがいいのは分かったけど、沢山チャンネルがあって迷う…
「NHK WORLD RADIO JAPAN News」と「Global News Podcast」がおすすめ!
IELTS Ready の予測スコアごとにおすすめのPodcastのチャンネルを分けています。
順番に紹介します。
IELTS Ready 予測スコア 5.5以下
予測スコアが5.5以下の方へのおすすめは「NHK WORLD RADIO JAPAN News」です。
https://www.nhk.or.jp/podcasts/lang_world_news.html
このPodcastは日本のニュースを英語で配信しています。
また、「日本人キャスターが英語を読んでいるため、非常に聞き取りやすい英語」です。
スピードも非常に心地よいため、初心者の方でも始めやすいPodcastチャンネルです。
Podcast学習で最も良くない状態は「聞き逃して頭の中で何も理解しようとしない」ことです。
このPodcastは日本人に身近な話題が多く、背景知識がある状態で学習できます。
私はIELTSのリスニング7.5を取得しましたが、毎朝新聞の代わりに、情報源として聴いています。
IELTS Ready 予測スコア 6.0-6.5
予測スコアが6.0-6.5以上の方へのおすすめは「Global News Podcast」です。
https://www.bbc.co.uk/programmes/p02nq0gn/episodes/downloads
おすすめポイントは「イギリス英語」でニュースが読まれる所です。
イギリスの公共放送のBBCが本チャンネルを運営しているため、綺麗なイギリス英語を学べます。
ちなみにIELTSはイギリス英語の試験なので、このチャンネルでしっかり慣れておくことでテストでも聞き取りやすさに差が出ます。
難点は初めはイギリス英語が非常に聞き取りづらい所です。
そのため、全てを理解しようとせず、単語を聞き取って全体像を把握したり、口を動かしてシャドーイングしたりするのがおすすめです。
本教材は難易度が高いので、「聞き取れない」と感じた方は「NHK WORLD RADIO JAPAN News」で学習するのも構いません。
共通して言えることですが、最も重要なことは「モチベーション高く多聴」することです。
まとめ:3ステップでIELTSのリスニングスコア7.0は超えられる!
紹介した方法で、IELTSのリスニングスコアを7.0以上目指すことは可能です。
以下に、本記事で紹介した勉強方法のまとめを示します。
- IELTS Readyを用いたレベル判定
- 公認問題集 or 公式問題集のシャドーイング
- Podcast を用いた英語の多聴
繰り返しにはなりますが、まずは「IELTS Ready で今の自分の目標との差を知る」ことから始めましょう。
根気強く英語を聞き続けることで、目標を達成出来るはずです。
IELTSリーディングセクションの勉強方法が気になる方は下記の記事をご覧下さい。
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