IELTSのライティングの勉強で失敗したくない…
そんな方におすすめの記事になっています。
今回は「IELTSのライティングで避けるべき勉強方法3選を徹底解説」します
IELTSのライティングの勉強を始める前に必ず読んでおくべき内容です。
実はIELTS受験者はライティングを軽んじてしまい、Overallスコアが低下する方が非常に多いです。
私もライティングを軽んじて勉強し、スコアを大幅に落としてしまいました。
オーバーオールは7.0でしたが、ライティングは6.0でした…
今回は実際に受験して分かった、ライティングの勉強で避けるべきことを紹介します。
結論からいうと下記3つの勉強方法を行っている人は非常に危険です。
- そもそも勉強しない
- 参考書だけで勉強する
- 何も考えずに解答例を写経する
私を含めてライティングのスコアが伸びない人が陥りがちな勉強方法です。
特に「何も考えずに解答例を写経」は最悪な勉強方法です。気をつけて下さい。
IETLTSのライティングで6.5以上を目指すのであれば、講師からの添削は欠かせません。
スピーキングと同じでアウトプット型の勉強は第三者のチェックが必須です。
ライティングの得点は英会話と同じで「添削サービス」を使って第三者のアドバイスをもらいましょう
おすすめの勉強方も最後にまとめているので、ご覧下さい。
では順番に解説していきます。
避けるべき勉強方法1:そもそも何もしない
もっとも良くないパターンは何もしないと決めてしまう人です。
ネットの情報を鵜呑みにする人は
ライティングは頑張っても伸びないし、ぶっつけ本番で行こう
となってしまいますが、それは避けるべきです。
最大の理由は以下の2つです。
- オーバーオールスコアに大きく響くから
- 勉強しないと書き方すらわからないから
以下順番に解説していきます。
オーバーオールスコアに大きく響くから
得意なリーディングとかリスニングに勉強時間を割いた方がいいよね!
その考えで勉強をおろそかにすると、ライティングが足を引っ張ります
実はOvrrallのスコアが伸び悩んでいる場合は。
「スコアアップのカギはライティングになる」可能性が非常に高いです。
私も下記のようなスコア配分で、ライティングのスコアがOverallスコアに悪影響を及ぼしました。
また、有名な英語YouTuberのAtsuさんのIELTS8.5を取得したときのスコアは以下の分布です。
R 9.0, L9.0, S8.0, W7.5
https://atsueigo.com/ieltskyozai/
オーバーオールは8.5点です。(リーディングとリスニングは満点)
本当に才能に溢れ、努力した人でもライティングは最後のボトルネックになります。
ライティングの対策をして、事故しない程度のスコアを取ることが非常に大切です。
勉強しないと書き方すら分からないから
IELTSのライティングは独特の書き方を学ぶ必要があります
IELTSのライティングは他の試験と比較して「非常に独特」です。
初見の方は解ききるのは不可能です。
また、勉強方法は「Academic」と「General Training」で全く異なります。
Academicはデータやグラフの説明が出ますし、General Trainingはメールの問題が出ます。
それぞれ、頻出単語や独特の型を知っていないと、減点されるポイントが山ほどあります。
参考書で学ばないと初見では太刀打ち出来ませんので、少なくとも軽く勉強しておかないと必ず痛い目にあいます。
時間をかけたくない方は最低限「参考書で問題形式だけ」は見ておきましょう。
Academicを受験する方は「IELTS ライティング徹底攻略」をおすすめします。
General Training 向けのライティングでおすすめの参考書はありません。
受験前にかなり探しましたが、2024年時点では掲載はありませんでした。
避けるべき勉強方法2:参考書「だけ」で勉強する
ライティングも参考書を信頼して勉強をするぞ!
リーディングやリスニングは参考書だけでいいけど、ライティングは危険だよ!
リーディングやリスニングは参考書で学習し、伸びやすい分野です。
一方、ライティングやスピーキングは独学で勉強するのは非常に難しい分野です。
また、参考書を使用するのは良いですが、注意点が2つあるのでチェックしておきましょう。
- 参考書に頼りすぎないこと
- 大学受験やTOEICのやり方を真似ないこと
この2点を詳しく解説します。
参考書に頼りすぎない
前提として、私は「ライティングで参考書学習を否定している」訳ではないです。
「参考書だけの学習」を否定しています。
アウトプットする前に、参考書を使用することで「解答の型、頻出動詞、出題傾向」を学ぶ事が出来ます。
しかし、アウトプットを全く行う機会が無いため
テストを迎えるといざ何を書いて良いか分からなくなります。
本番では「単語や文法ミス」をする可能性が非常に高くなります。
インプット学習のみでは正直限界があります。
大学受験やTOEICのやり方を真似ない
受験やTOEICので行った勉強はリーディングやリスニング用の勉強です。
ライティングは本質的に異なります。
「インプット型のリーディングとリスニングは参考書を周回する」ことでスコアは伸びます。
一方で「アウトプット型のスピーキングとライティングは他人の力に頼る」必要があります。
本ブログでもスピーキングの勉強方法を掲載していますが、基本はアウトプット中心です。
お金はかかるかも知れませんが、添削サービスを利用しながら、確実に成績を伸ばしていきましょう。
避けるべき勉強方法3:何も考えずに解答例や文書を写経
「ライティングには写経がおすすめ」と他のサイトに書いてあったから実践するぞ
と一部の英語学習の人が居ますが…
結論から言うと「写経はおすすめしません」
よく他のサイトや動画にライティングのおすすめで写経を紹介していますが、
きっちりと目的を持って行わないとただの作業となり、ムダな時間を使ってしまいます。
半年間続けましたが、全くライティングに効果ありませんでした…
写経をおすすめしない最大の理由は以下の2つです。
- 頭で考えて言語化する能力が乏しくなるから
- 勉強の効率が悪いから
注意点として、解答例を写経することはおすすめしませんが、
実際に問題を解く練習をする際は、本番同様書いて回答して下さいね。
頭で考えて言語化できなくなるから
ライティングで目指すスコアにもよりますが、
何も考えずに解答例や文書を写経しても大きな成果は得られません。
特に目標スコアがライティングで6.0以上目指している人は要注意です。
得られるメリットは、単語の綴りのミスが少なくなったりする位です。
「写経しながら、文の形態を理解する」というのは無理です。(他の言語ですし…)
それなら、写経せずに解答例を見て理解に集中力を使用しましょう。
勉強の効率が非常に悪いから
「英単語帳の使い方」の記事でも記載しましたが、英語を書いて覚えるのは非常に効率が悪いです。
1単語かくのにかかる時間が3秒だとすると、
最低でもPart1を写経するだけで7分30秒,Part2では12分30秒かかるため、問題の復習だけで20分かかります。
加えて、書くだけでは文構造や内容を把握することができません。
解答例の文法を調べたり、単語の意味を調べたりすると、最低でも1時間程度かかるでしょう。
復習は本を「見て学習する」べきです。
手を動かすという作業に気を取られてしまい、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。
おすすめ勉強方法:オンライン添削サイトを使用して弱点発見
ここまで、ライティングの学習で陥りがちな勉強方法の罠について説明してきました。
ここからは具体的な勉強方法について説明していきます。
アウトプットを重視して勉強を進めるといいよ!
インプットは「IELTS ライティング徹底攻略」 1冊で
インプットに関しては先ほど紹介した「IELTS ライティング徹底攻略」で学習すれば良いと思います。
最大の理由は「内容が非常に充実している」からです。
具体的にはジャンル毎に解答例が用意されており、本書のみで一通りの抑えるべきポイントは学習可能です。
また、本書はGeneral TrainingのPart1には対応していません。
(2024年時点でGeneral TrainingのPart1二対して有力な参考書はありません…)
注意点は時間をかけすぎないことです。
あなたのライティング力が向上するのは添削ですから、基礎知識として本書を活用してください。
「ライティングはこうやって書くんだな」と基礎を学ぶべし!
本番1ヶ月前までは「アイディー」でライティング基礎力強化
IELTSの受験が決まったら、1日200単語を目標に本番まで添削を継続しましょう。
英検1級でライティングを向上させた際に使っていたのは「アイディー」のオンライン添削サービスです。
価格はオンライン添削サービスの中ではお手頃です。
毎日200単語の文書を作成して、提出して、添削して貰うだけです。
はじめは「学べる定期券/グローバル(200語)」がおすすめです。
本当に英作文になれてきたら「お手軽定期券」に変更してもよいと思います。
「学べる定期券」の場合は、下記のように別表現もしっかりと解説してくれます。
https://idiy.biz/general/
「お手軽定期券」は本当にシンプルなので、本当に英語力を上げないのなら、学べる定期券を強くおすすめします。
https://idiy.biz/general/
おすすめは「日替わり英作文課題添削」です。
具体的には下記のような問題が日替わりで出題されます。
ある人は「今の子どもには集団生活を通じて協調性を身に付けさせるべきだ」と言います。
https://idiy.biz/daily_essay/
またある人は「子どもには一人で生きていける自立心を身に付けさせるべきだ」と言います。
あなたはどちらの意見に賛成しますか?英語で理由を教えて下さい。
IELTSのライティングの2/3の得点を占めるPart2に極めて近い、内容が出題されます。
また、下書き機能があり、書き貯めも可能です。
毎日やらないと損ということは無いため、安心して下さい。
ある程度、添削が貯まってくると、自分が苦手な箇所やミスしやすい箇所が分かってくるため、ミスしないように添削を継続するとライティング力は自然と向上します。
本番1ヶ月前からは「アイディー」の持ち込み添削を利用
「学べる定期券/スタンダード(200語)」が本番前がおすすめです。
若干値は張りますが、変えられないライティング力を身につける事が出来ます。
本番はネイティブから採点を受けるため、スタンダードに変更するとよいでしょう。
内容は「Part2の持ち込み添削」を行いましょう。
ライティングの得点の約7割を占めるので、添削して貰うならそちらがおすすめです。
(50語分は毎回ポイント使用で追加料金がかかりますが…)
Part1の対策は参考書が非常に充実しています。
基本的に定型表現を学ぶ事で対策は可能です。
気になる方はPart1の持ち込み添削を受けても良いかも知れません。
しかし、折角1日200文字の権利を購入しているので、Part2の対策に使いましょう
(貧乏性がでていますね…)
また、ライティングスコアを7.5以上目指されている方は「アイディー」ではなく、IELTS専門のライティング添削を使用しましょう。
アイディーにもIELTSの対応スコアは7.0までと記載があるため、避けたほうが良いでしょう。
ライティング7.5以上の世界は未知すぎて、私にはわかりません...
まとめ:ライティングで陥りがちなダメな勉強方法を理解しよう!
いかがだったでしょうか?
以下にIELTSのライティング勉強でやってはいけないことのまとめを示しました。
- そもそも勉強しない
- 参考書だけで勉強する
- 何も考えずに解答例を写経する
繰り返しにはなりますが、ライティングの攻略方法は「オンライン添削サービスを使用」する事です。
第三者から評価して貰うことで、正しい方向で勉強をしましょう。
本記事の内容を理解して勉強すれば、ライティングで目標スコアを達成出来るはずです。
その他のIELTSの勉強が知りたい人は別の記事も読んでみて下さい。
あなたの目標スコアが達成に大きく近づくはずですよ!
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